人間だけじゃない?動物の性的行為

猿が自慰を覚えれば自慰行為ばかりやるようになる。このような話を聞いたことがあるかもしれません。自慰という生殖に関係しない行為は人間だけが行うものとされてきましたが、実は最近の研究では野生の動物も自慰を行うという報告が上がっているのです。ではどのような動物にみられるのでしょうか?

動物の繁殖行為

一般的に動物は子供を作る期間や時期が決まっています。いわゆる繁殖期と言うもので、特定の季節を迎えると、求愛などの行為や生殖器官に変化が現れます。この変化が現れている状態を発情と言い、相手を見つけると交尾を行って子孫を残すのです。関係性は一夫多妻やつがい同士でいつづけるものもいます。

生まれた子供や卵は種によって扱いが変わりますが、哺乳類の多くは子供が独り立ちするまでは保育行動を行います。つがい同士で子を育てるものもあれば、母親が一匹で守る場合もあるようです。この一連の行動が動物の繁殖行為と言います。

人間の場合は異性への接近などの社会行動によって発情するため、繁殖期と言うものはありません。そのため自慰などの行為は生殖に何ら関係なく、快感を得るためだけに行なわれます。しかし、このような自慰行為は人間ばかりのものではないのです

動物の自慰行為

では動物の自慰行為はどうなっているのでしょうか?幾つか例をあげます。 高い知性を持つと言われるイルカの例があります。水の中にいてヒレしかないイルカがどうやって自慰を行うか、不思議に思うかもしれません。どうやら性器の部分を壁や岩にこすりつけて行うようです。水族館でも、発情期に入ったオスのイルカが腹部を排水溝にこすりつけて射精している姿が観察されています。

陸上の生物ではどうでしょうか。実は陸上の動物でも結構な数の生き物が自慰を行うとわかっているようです。馬や牛はイルカ同様に下腹部の刺激で射精している事がわかっています。この他にも、性器を出し入れして射精をしている様子がスカンクなどの生き物でもか確認されています。人間にも身近な犬などの場合、性器の自分で舐める、ぬいぐるみなどに交尾の姿勢を取ると言った行動があるようです。

猿の仲間は性的行為でコミュニケーションをとる?

このように動物の中でも自慰は行われます。その行動が顕著に見られるのが人間に猿です。中でも、ボノボと呼ばれるチンパンジーの仲間は自慰などの性的な行動を行っており、個体間に緊張がある時にオス同士で尻をつけあう、牝同士で性皮をこすりつけあう、など擬似的な交尾なども行っています。これは性行為を通したコミュニケーションに当たると考えられており、他の猿の仲間でも同様のケースを行うものが確認されています。

飼育環境のメスのチンパンジーは性器に刺激を与え続けると人間と同じ反応をすることもわかっています。この他にも動物学者で有名な畑正憲、通称ムツゴロウさんがメスと関わりの無いせいで交尾の出来ないオスのチンパンジーと接したことで、交尾の相手と認識され性器をいじるようせがまれたこともあるようです。

この様に多様な動物で繁殖以外の性的な行動が見られます。中には同性愛や種を超えた愛、強制と考えられる交尾など人間と変わらない性行動を取ることがわかっています。この様に性に対する衝動や行為は人間だけのものでは無いのかもしれません。

Copyright(c) 2013 あなたの知らない意外なセックスの話 All Rights Reserved.