射精すると男は賢者になる!?

男性自身はあまり気づかないことが多いのですが、女性の多くが、性行為の後に男性が冷たくなると感じています。男性諸氏には、「そう言われてみれば心当たりが…」という人も少なくないでしょう。確かに、挿入中は身体中のエネルギーが集中したかのごとく固くそりたっていたモノが、射精と同時にみるみる縮み、それに伴って「ヤル気」も失われていくものです。小さくしぼんだモノをフェラチオされても、あまり嬉しくありません。一瞬にして、性欲は消えてしまいます。

マスターベーションでも同じです。興奮して観ていたアダルトビデオも、射精直後にプチリと切ってしまうのが普通です。射精してからも、ずっとAVを観続けるという人は、めったにいないはず。射精後にエッチな気持ちが冷めて、女性の体を求めなくなるだけでなく、ぶっきらぼうになったり、さっさと風呂に入ったり、眠ってしまったり、と男性の中には冷たくなる人もいます。こうした瞬間を「賢者タイム」とか「スーパー賢者タイム」「ハイパー賢者タイム」などというそうです。

どうして賢者になるのか?

賢者タイムがどうして生まれるのかについては諸説ありますが、男性にとっては「当たり前」「仕方のないこと」でしょう。消えた性欲を取り戻すのには時間がかかります。ただ、女性にとっては、かなり寂しいもののようです。あるリサーチによれば、半数の女性が、行為後に男性が冷たくなったことを残念に感じています。「自分がスッキリしたら、私はお払い箱なの?」「私はただの射精道具なの?」と傷付くのです。こうした「ショック」が積み重なると、心が離れてしまうこともあり得ますので、気を付けなければなりません。

男の気持ちが冷める理由はよくわかっていませんが、動物の危険回避行動と関係があるという説があります。セックスの最中は我を忘れて必死になるため無防備です。その状態が続くと危険なため、「仕事」を終えると即座に脳が活性化して、防御態勢に入るというのです。欲望に支配された脳が、知性を持つので「賢者」。ただ、中には射精直後に睡魔に襲われ眠ってしまう人もいますので、この説は必ずしも当たってはいないのかも知れません。

仕方がないから放っておいていいのか?

行為前後の脳を比べると、射精後には大脳皮質の働きが弱くなり、性欲減退の信号が発せられている、という研究もあります。また、眠気を誘う物質の分泌が活発になり眠くなる、という説もあります。当否はともかく、心の問題というより、生理的な(仕方のない)ことなのかも知れません。

生理現象だからあきらめるしかないことかと言えば、そうではないでしょう。愛するパートナーが寂しがっているのであれば、それを心でカバーするのは男の仕事。例え「ヤル気」はなくなっていても、愛撫はできます。そっと抱き締めたり、胸を愛撫したりと、できることはたくさんあります。

忙しいのに時間を作って彼女に会いに行くとか、貧乏なのに高いプレゼントを贈ってしまうとか、男性は女性のために多少の無理はするものです。それが、優しさであり、愛情の証でもあります。セックスの後、相手の体に興味を失っても、愛情表現は失ってはいけません。

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